過保護な母の水筒選び
去年の3月頃、長男が幼稚園入園するにあたり、いろいろリサーチして水筒を買いました。超過保護な私は、次の2つの条件で水筒を探しました。
1.ストロー型の水筒
→直のみが下手で、失敗してTシャツに中身を大量にこぼす恐れがあるため。
2.透明の水筒
→中身がなくなってしまったときに先生に気づいてもらえるように。
息子が心配で…
何故ここまで気を使っていたかというと、、、
いまでこそ、ちゃんと幼稚園に通っていますが(休園中ですが)、入園前は大変でした。幼稚園に入っても中退してしまうのではと本気で思ってました。
プレ幼稚園は、嫌がって嫌がってまず自転車から降りない。そして頑張って教室へ入っても、私にへばりついてずっとおんぶ。代わりに地面に置いた次男が、走り回ってほかの子にぶつかって倒されたり、教室を脱走したり、私にとっても体力的に大変なプレ幼稚園でした。
大人気のところに抽選で入れた幼稚園Aのプレは、他にもプレに入りたかった人がいるのに申し訳ないと(もう嫌がる子供を行かせるのは疲れた)途中で辞退。
最終的に入園手続きをした幼稚園Bのプレも、他のお母さんとおしゃべりする機会がなくなり大変残念でしたが、私もそこまで頑張る必要ないなと、最低限の参加にとどめました。
とにかく、息子が幼稚園を嫌がるリスクを減らしたく、せめて水筒で苦労をすることがないようにと忖度したのです。まったくの取り越し苦労でしたが。
実際に購入した子どもの水筒
購入したストローボトル その1
まず初めに買ったのは、アマゾンで売っていた800mlのストローボトル。880円。本人の希望でピンクでした。当時、トーマスの「ケイトリン」というピンク色のキャラクターが好きで、幼稚園用のタオルもピンクでした。私は息子がピンクを好きなのが何となく嬉しくて、その頃ピンクのロンTも買っちゃいました。顔映りもいいんですよねー。
さて、肝心の水筒ですが、飲み口が蓋にそのままくっついていて、上から輪っか状のシリコンでカバーされています。飲み口を横に倒して水が漏れないようになっていますが、それを上げ下げするのが少し硬くて紐を括り付けて引っ張れるようにしました。練習で3月から使っていたのですが、1カ月くらいで飲み口のプラスチックが噛んだせいで欠けてしまいました。
蓋の部分だけ購入出来たらなと思いまいしたが販売しておらず諦めて次を探すことに。
Camelbak(キャメルバック)を購入
次に買ったのが、キャメルバックのストローボトル。未使用のものを1つ、メルカリで買いました。サイズは750ml。
このころはキャメルバックについてよく分かっていなかったのですが、私が買ったものは、better bottle(ベターボトル)というEddy(エディ)の前のモデルでした。
良さそうなので続いて買った同じキャメルバック社のボトル2本セットがエディで、あれ?なんか違うぞと気づいた訳です。
エディとベターボトルは飲み口のシリコンキャップの構造が違うのですが、蓋の大きさが一緒で互換性はあります。新品ながら、古いものだったようで、ベターボトルのシリコンキャップはあっという間に息子に噛み壊され使えなくなりました。。。
エディの方も、3歳児(当時)の飲み方が悪いんだと思いますが、3-4カ月くらいで割と早くダメになってしまいがっくり。。
写真2枚目の薄く切り込みが入っている部分が裂けてくるんです。そうすると倒れた時に水漏れするのです。飲めなくはないのですが、幼児が扱うにはリスクが高くて…
夫の出張に合わせて、アメリカのアマゾンでシリコンキャップ4個セットを注文しました。しかしそれらも次第に劣化したり、夫が食洗器に無理やり入れて飲み口が広がったり、もう後がない状況となってしましました。
個人輸入をしてでも予備を買おうと思っている間に、なんと新モデルが出たことで、エディの飲み口も廃版となり、欲しい商品が国外発送できず、迷っている間に米アマゾンでは売り切れてしまいました。。
エディのシリコンキャップを求めて奔走
このままではシリコンキャップがなくなるのは時間の問題。次男もプレ幼稚園で水筒が必要だし、噛み癖がある次男はもっと早く水筒を破壊してしまうと不安がいっぱいでした。そこで必死にインターネットで“ Camelbak Eddy vite valve replacement” と探しまくりました。
まず、何とか見つけたニュージーランドのお店で決済までしたのに、在庫なしとのこと。続いてオーストラリアのお店でも同様。アメリカのアマゾンはもう在庫がなく、個人店でいくつか見つけたので、日本に発送してくれないかと頼んだところ撃沈。。でした。
他のシリーズで代替できないかもがく
Camelbakで現在手に入るストローボトルは、私の持っているエディのほかにキッズエディボトルと最新シリーズのエディプラス(eddy+)とエディプラスキッズがあります。
つまり、ストローボトルの種類を一覧にするとこんな感じです。
古 <廃版・在庫なし>
ベターボトル / グルーブボトル
↓ <廃版・キッズは在庫一部まだあり>
エディボトル / エディキッズボトル
新 <最新・キッズは未発売?>
エディプラス / エディプラスキッズ
アメリカでは、子供用は既にエディプラスキッズが主流になっているようですが、日本の主な取り扱い先であるモンベルには旧型のエディキッズボトルしか置いてありません。
Amazonのエディプラス
Amazonの旧エディキッズ
1.キッズボトルの飲み口を利用する作戦
モンベルのお店でいろいろ調べたところ、エディキッズボトルとエディの前の型であるエディベターボトル(私が最初に買ったもの)のストローに互換性があることが分かりました。ただし、エディキッズボトルは450mlしかありませんのでそのまま付け替えると最後まで飲めません!
つまり、エディキッズボトルの蓋(飲み口)を利用して、ストローをエディベターボトルに付け替えれば新たなボトルの誕生となるのです。
なぜ私がこんなことを思いついたかというと、アメリカのアマゾンでキッズボトル用のシリコンキャップが非正規品ながら、評判もよく安く売っていたからです。8個で12.95ドル。しかも在庫はまだまだありそうでした。
今は、コロナの影響で海外発送はできなくなってしましましたが、これはアマゾンからの通常購入で海外発送できる商品でした。
ベターボトルのストローが1本あるのでこの作戦もとれるかと思っていましたが、キッズの蓋(1000円)を買って、送料かけてまでこれも取り寄せる、そこまでする価値あるのかなと思いとどまりました。
2.ストローは諦めてチュートマグにする(直飲み方式)
いろいろ調べているうちに、チュートマグというペットボトルのようにねじって開け閉めするタイプの蓋があることが分かりました。
もうペットボトルの水も飲めるようになったし、これでいいかなと買ってみました。
【チュートマグ アクセサリー キャップ】1000円+税 黒/グレーの2色展開
右の写真のMと書いたところがマグネットになっており、キャップがピタッとくっつき飲みやすくなっています。
CAMELBAK(キャメルバック) チュートマグ アクセサリー キャップ BK 1821805
しかし、本人も気に入っていい感じかと思いきや、事件発生。
蓋がしっかり閉められず、床に横倒しに放置された水筒から水が漏れてました…!
たしかに、なんか締まり具合が大人でも慣れるまで分かりにくいかもしれません。
長男(4歳半)は、私がきつめに閉めても開けられるのですが、きちんと閉められないなら危険だと使用は見送りました。
ひとまずはタイガーのマグボトルに
ボトルの直飲みができるということで、最終的には、私が愛用しているタイガーのサハラマグ480mlを購入しました。(サイズ展開は360/480/600の3種類)
なぜ480mlにしたかというと、夏はまだ使えるキャメルバックの750mlでいいのですが、それ以外の季節はたくさん持って行っても飲まないのです。タイガーのマグボトルを中心にして、キャメルバックを使用する回数を減らしてシリコンキャップの消耗を抑えようという意図もあります。
いっそ360mlでもいいかなと思ったのですが、サイズの違いによる重量差があまりないので、少ない分には、入れる量を減らせばいいだけかなと480mlにしました。
中がフッ素加工なので、象印もいいなと思ったのですが、タイガーはロックが一体型で、象印は横にロックがあり、子供にとって扱いやすいのはタイガーかなとタイガー(左側)に決定。デザインもタイガーの方が好きです。息子の要望で大好きな仮面ライダーバルカン色のブルー。私はチョコレートブラウンが気に入ってます。
余談ですが、こういうキャップがパカッと開くものは、スクリュータイプのものより保温性が悪いです。私はそんなに気にならないですが、保温性を重視する方はご注意を。
3.素直にエディプラスの蓋と交換する
とりあえず、まだ2つシリコンキャップがあるのでこの夏はストローボトルが使えそうですが、壊れた時にどうするか。。蓋は1000円。ストローとシリコンキャップの2組セットが1400円です。米アマゾンのレビューを見ていたら、シリコンキャップが外れやすく紛失したとの書き込みがちらほら。うちの息子も使ったら確実に失くすでしょう。
替えのパーツの値段が高いのと、エディプラスの場合、今のところストローもセット販売しかないので、子供のためにもうキャメルバックは使いたくないというのが正直なところです。でもかっこいいんですけどね。。
今後のこと
長男にはチュートマグの蓋をきちんと閉められるように練習してもらい、次男はどうするか…という感じです。
ギンギンに冷たい水を飲まなくてもいいなと思うので、そこまで保冷性は気にしてません。軽くて容量があるという点は気に入っていますが、ボトルを捨てるのがもったいないという思いと、ランニングコストの間で揺れています。
親バカで選んだキャメルバックのウォーターボトル、こんなに面倒なことになるとはと後悔。まぁ、お金かければいいだけなんですけどね。ついついケチ心がうずいていろいろ調べてしまいました。どれだけの時間を無駄にしたことでしょう。。こうしてブログのネタにはなりましたが、超ニッチな記事ですw
親が持ってあげられるうちは大きくてもいいけれど、小学生になったら重たいランドセルと水筒、どうしたらいいのか。自分で水道の水を足してもいいんだし、そんなに大きさは気にしなくてもいいのかなと、悩みます。
とにかく、もう水筒のことでしばらく悩みたくないので、子供の成長に期待して出たところ勝負で行こうと思います。
ひとまず、教訓:シリコンも経年劣化がある。未使用でも古いものを買うときは要注意!というところでしょうか。
もし私と同じようにキャメルバックの沼にはまってしまった人がここに辿り着き、解決策を見いだせれば嬉しいです。