できない系男子の小1息子の秋の近況
運動はまだ苦手
長男は、リズム体操で体を動かす系の幼稚園に入っていましたが、運動が今一つ上手く出来ません。幼稚園の卒園式で、周りのお友達がほぼ全員「側転」をする中、1人だけできずに卒園しました。でも、周りと比べると「できない子」となりますが、2歳年下の運動が得意な弟よりも足は速いし、彼自身は毎年運動能力が向上しているなと感じることが多く、全くできないというよりは、運動能力が周りより1-2年遅れなだけで、「まだ上手く体を使う方法が分かっていない」と判断してます。
勉強は何とか追いついた?
小学校に入るまで、結局自分の下の名前をかなり大きく書ける(小さくは書けない)レベルでしたが、いまでは一応小学校の勉強に追いついてひらがな・カタカナ・漢字も頑張っています。本当に、ほぼゼロからのスタートだったので、この7カ月、よく頑張ったなぁと思います。
算数も初めは落ちこぼれるかな?と心配していましたが、以前紹介したトドさんすうでゲーム感覚で取り組めたお陰で、基本の算数は割と得意な方だと思います。
ただ、算数と国語の落差が激しく、算数ドリルの宿題だと5分くらいでサッと終わるのに、国語の宿題だと書くのが嫌で1-2時間かけてダラダラとやっています。
カタカナもまだ怪しいですが、本当にゼロに近いスタートだったので、私の中での期待値も低く、これだけ出来れば合格点かなと思ってます。ただ、まだまだしっかりフォローして行かないとという危機感はあります。
運動面のフォローは難しい
今は、鉄棒・縄跳び・大縄跳びができなくて学校休みたいと結構悩んでいるようです。2週間前から鉄棒ができなくて…とちょっと話は聞いていたのですが、いざ公園に行ってもまったくやらず。スイミングでも一緒にプールに遊びにってもクロールの練習とかは一切やらず、遊んでばかり。
でも先日、ついに自分でも危機感を感じたのか、休みたいと涙ぐんだ前日には自分から公園にって練習しようと誘ってきました。
鉄棒、自分がやったのはもう30年前。技の名前などを聞いても全然わからず困ります。そんな悩みを話していたら、別の学校のお友達のママがその子の学校で使っている鉄棒「がんばりカード」なるものを見せてくれました。ネットで検索すると他にも出てきます。
同時進行で息子の学校の先生にも連絡帳で、最低限出来て欲しい縄跳びと鉄棒の種目名を教えてと聞いてみました。
一年生では、縄跳びは前跳びが最低限。鉄棒は、前回り、布団干し、足をかけてコウモリをの連続技などを授業でやったそうです。体幹の弱い我が息子、前回り以外のお腹に力を入れるのはできなかったそうで、できる種目が1つでも増えれば自信になるのではとのことでした。本格的に寒くなる前に、鉄棒は少し特訓しなくては…!
また、検索して出てきた、栃木県の「みんながつかえるチャレンジカード」というPDFだと縄跳びや大縄跳びや小学校の体育出てきそうな項目の指針が載っており参考になりました。
どれだけ遊びの中で組み込めるか
座学の勉強にしても、「勉強」と思うと嫌がりますが、トドさんすうのようにゲーム感覚でできると、子供もスムーズに取り組めます。
とりあえず、縄跳びの縄回しが下手なのは、小さいタオルを振り回して遊ばせるとが効果的かなと思ってます。お人形と戦いごっことかにして、振り回したタオルで倒させるとか…弟と何回まわせるか競争させるとか・・・なんとか「練習」と思わずに自然にできる方法を考えています。
外注という手もある
うちの場合は、あまりにレベルが低く、とりあえず基礎的なことは私が教えてからと思っていますが、体操教室などに「外注」する方法もあります。
先述のお友達は、なんと部屋に鉄棒を買ったとのこと!それでもコツをつかむまでは成功は難しく、体操教室の体験に行って教えてもらったらすぐにできるようになったとか!それでもその子のご家庭は、休日に偶然公園で会うとちゃんと鉄棒の練習をしていたり、彼と家族のやる気と努力があってこそだなと思います。家にも鉄棒があるし、教室でも教えてもらって、彼はどんどん伸びることでしょう…
普通よりできない子ができるようになるには、丁寧に見てあげるしかない
最近は、少しは字が書けるようになってきたしと、ちゃんと見ているのは疲れるからと、油断して宿題を見るのも片手間になっていましたが、ちゃんと見ていないと書き順がダメだったり、濁点をへんなところに書いていたりします。トドさんすうも、1人でできるからと放置していたら、とりあえず全部順番にクリックすればクリアできる問題もあったり、少し難しい計算はつまづいているところもあって、完全放置はダメなんだと反省してます。
できない子をある程度でも「できる」ようにするには手間がかかります。そして楽しくやらせるには、褒めるしかありません。
子供達も1日学校で勉強してかなり疲れています。ちょっと強く注意すると、疲労感とイライラで泣き始めます。我が家はこれで、怒られる→八つ当たり→さらに怒られて..の悪循環に。。
褒めるというのが一番有効
息子は書き順を適当に書いて私に怒られることが多いですが、怒られた後も、「あ、これは上手くない?!」と自分でフォローしているので、その時は私も大げさに褒めるようにしています。どんなにダメでも、いいところを見つけてここはいいと褒めなくてはと心がけています。というのも、やはり、褒められる→うれしい→自信になる→つづけるという好循環が生まれると思うからです。
褒められた経験が後の人生に影響することも
実は私、あまりよく覚えていないのですが、小学校一年生の時に読書感想文で何か良い賞をもらいました。それ以来、自分は文章を書くのが得意だし好きという意識が芽生え、今もこうしてブログを書いています。実際大したことなくても、小さいころにちょっと褒められたことがこうしてその後の人生に残っていくんだなと思うと、もう褒めるしかないと思います。
悪い刷り込みをしないようにする
逆に、怒られたこと、ダメだしされたこと、そいういうのも残ってしまう可能性があります。息子が小学校で言われたこと、結構悲しそうに報告してきます。私の方が今までものすごいダメ出しをしてきました。まだ小さい子供に、あなたはこれができない・苦手というレッテルや悪い刷り込みをしてしまう可能性があるなと反省。
いやぁ、子育てって本当に難しい。しかも、ダメダメなところからよいところを見つけて褒めるって、心に余裕がないとできないことです。笑
ゆるーくゆるく、評価基準を下げる
何事も習っているときはすごく難しく感じるもの。慣れてくればどうしてあんなことができなかったんだろうと思うことも多いはず。大体で100点。上手く出来たら200点。そのくらいの基準で褒めまくらなくてはと思います。とりあえずできるようになったら、あとは数をこなせば、質は向上するのが普通。習いたてでバランスが悪かった漢字もしばらくすると上手く書けるようになってきました。
最初の評価基準を下げておけば、褒める点も増えてくるし、褒められれば子供もやる気が出るし、いいことづくめ。でも上手くいき始めると、評価基準が高くなって怒りたくなってしまうのが親というもの。。
とりあえず、私は「頭を使わずにただやっただけ」というのは、厳しく怒るようにしています。もはや、自分で一応注意点など考えてみてやって、それでできないならどうしようもない。それが私の評価基準です。最低それを満たしていればもういいやと思うようにしてます。基準が高いと子供も親自身も大変です。
ひらがな・カタカナの一番の基本や、学校生活自体に慣れていない一年生の時期が一番、親子共に大変な時期かもしれません。来年になったら少しは楽になるかな?と期待しています。