食器についた気になる筋線、これがメタルマークです
長年使っている食器をよく見ると、なんか銀色(灰・黒)の線が入ってません?これ、メタルマークというそうです。
スプーンやフォークの銀が食器の硬さに負けてできるそう。つまりスプーンやフォークの銀の粉がお皿に残るということです。
食器の色付けをしている「釉薬(ゆうやく)」にも硬い柔らかいがあるそうで、特にマット系の釉薬だと特につきやすい傾向だとか。
技法の説明 | 有限会社マルヒロ | 波佐見焼の陶磁器ブランド
我が家の食器も気になるグレーの線が多くなってきたので、この度「メタルマークを消す方法」というのを試してみました。
トイレ用洗剤・サンポールとメラミンスポンジでこする
サンポールがいいと聞いて、とりあえず購入。サンポールは西友のネットスーパーで200円程度でした!
トイレ用洗剤を使用することに抵抗がある方は、酸性が効くそうなのでクエン酸もアリみたいです。メラミンスポンジだけでも落ちるとありましたが、一回でさっさと終わらせたいのでダブル使いしました。
サンポールをつけてすぐ擦ってもあまり落ちず、ひと塗りしてから5分以上置いてからこするときれいに落ちました。サンポールはヌルヌルするので、気になる人はゴム手袋使用がおすすめです。
私は最初ビニール袋を手にはめて作業しましたが、面倒なので最後は素手で・・
作業前(ビフォー)の写真がぶれて上手く取れなかったのですが、この通りお皿はピカピカ!
食器の裏側も案外黒く汚れてますが、それも結構きれいになりました。
汚れは簡単に落ちたけれど、あっという間にまた汚れる…!
白いオーバルのお皿は無印のグラタン皿で、もう10年くらい使ってます。最近ではグラタンを作ることはほとんどなく、息子たちのカレー皿とかパスタ皿として利用してます。
キレイになったお皿で早速カレーを出したところ、、、、一回でまたたくさんの筋が…
他のお皿も、2週間ほどでまた細かい傷がついてました。原因は子供達のスプーンとその食べ方。
正直、このグラタン皿以外の色つきのお皿は、傷が気になりませんがこれは目立ちます。
息子たちは1歳の頃からOXOの握りやすそうなスプーンとフォークを愛用しています。
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すごく使いやすくておすすめなのですが、彼らの食べ方があまりにも悪く、傷がつくのです。白いお皿を使うときだけは、プラスチックのスプーンを使わせようかな・・
1回で上の写真の通りなので、いくら簡単に落とせるとはいえ面倒臭い。食洗機対応の商品もあるそうで、木のカトラリーもアリかな・・
食器は手入れすれば長く使える。いい食器を買おう!
とにかく、銀の筋(メタルマーク)は簡単に落とすことができるので、汚くなったからといって捨てないで!
気になっていたメタルマークも落とせたし、たとえ割れても現代的金継ぎで直して使えるし、いい食器を買うそして使うハードルが下がりました。
という訳で最近、古くなったアンソロポロジーのボウルをナルミのボールに総とっかえ。500mlくらいの容量のボウル。
なかなかこのサイズのものがなくて、半年くらいぼんやり探してました。
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アウトレットで偶然見つけたアラビアのKOKOもいいなと思ったのですが、narumiのボウルが直径14cmに対してこちらは直径15cm。家庭用据え置き食洗器にいつもぎゅうぎゅうに詰め込んでいる我が家。1㎝も貴重だし、容量もナルミの方が多かったのでベーシックなナルミにしました。
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愛する食器は最後まで有効活用
6年程使っていたアンソロポロジーのお皿はボロボロだったので植木鉢にリメイクしてます。ガムテープを貼って上から釘を打って穴をあけました。
裏はうまくいった!と思ったら、内側がこんな風にごそっと剥がれちゃいました。どうせ土を入れて見えない部分だからいいんですけどね。
始めて挑戦した多肉植物の寄せ植え。バランスが難しいです…これからもっと研究しなくては。
この食器も、本当に気にっているからこそ、最後は鉢植えとして活用。
子育て中、子供に壊されることを気にして好きなものを買えずにいる方、食器は直して、案外長く使えますよ!
毎日使う食器、高いものは躊躇いますが、それこそ洋服と違ってそれこそ10年もの、一生ものとなるので、洋服1枚と同じ値段の食器を買っても全然おかしくない!やっぱり自分が好きなものを使うのは嬉しいです。
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