今年もやりました、梅仕事
ここ数年ずっと梅シロップを作っていますが、今年は自分が作る前に「梅シロップ+ジップロック」での検索流入が多くてびっくり。
5月後半から普段の倍近くのアクセスがあり、みんな早いな!と私もやらなくちゃと促される形でスタートしました。
今年用意した梅
パルシステムで2㎏分を注文してましたが、丁度届く日にスーパー(角上魚類・アール元気)で1㎏500円の安い梅を見つけて思わず購入。 黄色い方が実がシワシワにならず食べやすいかなとやや黄色いものをチョイス。香りは青梅が断然良いのですが、ジャムにするなら黄色いものの方がというのが数回やった実感。
【1㎏ 500円で買った梅】
【パルシステムで買った八女の梅1kg 1000円】
水で洗ってお盆の上に布巾を敷いてよく拭いて乾かします。それから竹串でヘタ取り。せっかくなので長男(5歳)にやってもらいました。ちゃんと上手にやってくれます。次男は興味なしでした。笑
あく抜きはするべき?!
普段は水洗いだけで大丈夫だったのですが、今回は安かった梅がつけた後苦くてびっくり!パルシステムの梅は大丈夫でしたが、特に安い梅を買ったときは?きちんとあく抜き(30分くらい水につけておく)が必要だなと学びました。
漬け初め 6月3日の写真
①氷砂糖のみ(パル)、②氷砂糖と酢(パル)、③きび砂糖(角上魚類というかアール元気購入)
液漏れ防止のために角にガムテープを貼って補強しています。本当は二重にするのがいいと思いますが、ケチってます。
6月6日にすでにジップロックが漏れ始める
何年も昔にアメリカで買ったジップロックだから?角っことわきからじわじわと漏れてきました。酢入りのものは液体が入っているせいで漏れ始めるのが早かった。とりあえず別の袋をかぶせて凌いでます。
氷が結構解けてきたころ、味見も兼ねて途中でジップロックを変えようと深夜に作業したら、大失敗。結構こぼしてしまって、、、大きめのタッパーに移し替えて作りました。
ジップロックでなくても100円ショップで5Lくらいのタッパーを買って作るのもアリかもしれません。私も大きなタッパーは、普段プラスチック容器の収納箱として使っており、 シフォンケーキを作ったり、スイカを切ったときに、中身を取り出して使うというスタイルにしています。
あれ?!安く買った梅が苦い!!
6月14日、きび砂糖でつけた梅の砂糖が全部溶けて、泡が出始めていたのでこれで完成としました。
シロップを瓶に移し、残りはジャムにとまず味見してみたところ…苦い!!全然美味しくありません。でも、シロップには苦みがなく美味しく出来ていました。
原因はあく抜きをしなかったこと?梅が悪かった?
とにかくこのまま捨てるのは勿体ないので今からでもあく抜きします。2回ほど茹でこぼし、というかに立たせて、冷めるまで放置を2回繰り返しました。それでやっと苦みが消えました。沸騰しても泡はあんまり出てこなかったんですけどン、味見をしてみたら苦い、渋いという感じでした。
苦みが消えたところで、砂糖と水を入れて煮詰めて、最後の方にレモン汁で味を締めます。
見た目は悪いですが、味は◎
梅シロップ、梅ジャムと相性抜群なのが杏仁豆腐!!
梅ジャム、梅ゼリーを作るときは身を種から剥がすのが難しいので種ごと使ってます。家で食べるものだから、果肉を捨てるのがもったいないですので。
梅ゼリー多少梅シロップを入れないと、寂しい味になってしまいますのでご注意を。作りながら味を確かめれば間違いありません。
梅シロップ・梅ジャムを作ると食べたくなるのが杏仁豆腐。この組み合わせは最高です!気づかせてくれたのは餃子の満州。昨年書いた「梅シロップ完成」の記事の中でも紹介していますが、2018年限定でJAいるま野とコラボして作った梅ソースが最高でした。
杏仁霜(きょうにんそう)と牛乳とゼラチンを混ぜるだけで簡単に本格的な杏仁豆腐ができます。濃厚にしたいときは生クリームを使ってください。カルディでも売っています。今初めてアマゾンで検索したら400gもありました。150g(瓶)でハマった人は、400g(袋)もおすすめ。
パッケージ記載のレシピは寒天ですが、私はゼラチンの方が好み。牛乳でも生クリームミックスでも水分量がゼラチン1袋(5g)に対して500mlくらいになる感じで作ってください。ゼラチンのパッケージ通り(1袋あたり300ml)で作ると、かなり硬い仕上がりになります。
3種類の出来上がり比較
6月20日、安い梅から遅れること6日、すべての梅シロップが完成しました。梅シロップをつけたのが6月3日なので完成まで17日。3週間足らず。暑い日が多かったせい?溶けるのが早い気がしました。
左から、きび砂糖、氷砂糖のみ、氷砂糖+酢です。どれも大体1㎏で1.5L分出来上がりました。酢を足したものは酢の分量200ml分多かったです。
ジップロックで作ったおかげで大きな瓶は用意しなくていいのが便利。
とりあえず1リットル分ずつは密閉して冷蔵庫へ。残りの500mlくらいは簡単に瓶に入れて気軽にジュースとして飲んだり、かき氷のシロップにして使ってます。
それを飲みきったら、また順番に1L瓶を消費していく予定です。
左:氷砂糖のみ、右:氷砂糖+酢
酢の色のせいで?やや黄色いです。
酢入りのものは、出来上がり直後はちょっと酢の香りや酸味が強かったのですが、WECKの瓶に入れて、ゴムを挟まずにただガラスの蓋を置いて常温で2週間ほど放置していたのですが、久しぶりに飲んだら酸味が結構飛んで飲みやすくなってました。
便利なWECK(ウェック)
最後に少しご紹介。私は普段からWECKジャーを愛用しています。
上の写真で梅シロップを入れた1L瓶は、普段砂糖や塩、自作の甘酒や塩麹を入れるのに使っています。その他にも、700ml、500ml、300ml、160mlを持っています。
1Lは3つ、700mlを2つ、500mlを4つ、370mlを5つ、160mlを7つ持っています。もう少しあったのですが、割れてしまったときは、212キッチンストアやナチュラルキッチンで少量を買い足しています。最近は脱気する使い方はしてませんが、脱気のためのゴムパッキンはヨドバシカメラでちょっと前に全部買いしなおしました。
今回梅シロップを入れるにあたって、1Lを確保するため各調味料の残量ごとに小さい容器に移し替え。普段のおかずの作り置きも結構WECKにいれてしまっています。
理由は、①透明で中身が見やすい(夫が勝手に見つけて食べやすい)②食洗器の中でもひっくり返ったりしない、からです。
WECKについては、話始めると長くなるので、いつかまた詳しく書けたらと思います。見た目もいいし、500mlと370mlは重ねておけるので便利で気に入っています。おすすめ!
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