ものすごい人出の益子陶器市
ふっと2週間ほど前に送迎のみのバスツアーの存在を知り、ちょっと行ってきました。

益子はおそらく中学生の時の学校行事で行った気がします。あれ?やっぱり大学時代にバス旅行の添乗員をしていたときなのか?!とにかく大昔に一度行ったきりだなというので久しぶりに行ってみることに。
最初にママ友に声をかけてみましたが、当然お二方ともすでに用事がありダメで、いつでも暇で誘えば乗ってくれる自分の母と行くことに。バス送迎のみのツアーで、各地から出ているのですが、さいたま新都心出発のツアーは、もたもたしている間に受付終了に。おそらく人が集まらなかったのだと思います。
新都心出発の会社はツアー料金6,800円で、自宅から徒歩で行けるのでいいなと思ったのですが、大宮から出発のツアー会社は、7,400円で大宮までは電車で行かなくてはいけないし、やめようかなと思ったのですが、母が割と乗り気だったしそのまま行くことにしました。ツアーでなくても、普段から秋葉原駅や宇都宮駅から直通バスが出ているようで自力でも行く方法が結構あります。詳しくは陶器市HPを。宇都宮からバスで行ってもいいかなと思ったのですが、やはりバスに乗っているだけの方が楽だからとバス旅行に。あとで書きますが、ものすごーーく渋滞したので、マイカーで行くのはやめた方がいいと思います。あと興味のない子供を連れて行くのも。。
陶器市とは・・・
益子陶器市 は年に2回、ゴールデンウィーク(10日間)とこの秋の文化の日(4日間)でやっているようです。普段とは違って町中がお祭りムードで、そこら中にテントが出ています。
私と母は特にお目当ての作家がいるわけでも買いたいものがあるわけでもなく、ただちょっと行ってみたいというので大した下調べもせずに行きました。その程度の人間なので、とにかく人混みがすごくて、外のテントに出ているものは、テントの奥のお店に置いてあったりするので、別にお祭りの時に行かなくてもよかったなと思いました。

おそらく陶器市では、アウトレットとか、普段お店にはおかないような人の作品が安く買えるのかなという感じ?また展示スペースが増えるので、普段よりは品ぞろえがいいのが魅力なのかな?というのが感想です。
ツアーの感想
ツアーバスは8:00に大宮駅を出発し、11:15に益子の大型バス駐車場に到着しました。途中トイレ休憩は1回。写真中央の黒いPのところが大型バスの駐車場で、3分ほど南に下ると益子共販センターです。出発は16:15で5時間の滞在。
地図上の赤と青の線が重なっている部分が一番混雑しており、私たちは無計画で青い線を逆流してずっと人ごみの間を動いていたのですが、今考えると、Xのサンランド広場から共販センター近くに、徒歩でしか行けない近道があり、そこを通って下の地図赤い線のように移動すればよかったなと思います。

そして、帰りはなんと21:30に大宮帰着!渋滞がひどすぎて、トイレ休憩は2回。最初の友部PAでは長丁場に備えて食料をと思ったら、お弁当など売り切れてました。バスの席はほぼ満席だったので、1人で参加していたら隣は知らない人だったろうし、母を誘ってよかった。(私がツアー代金払って)ついてきただけの母は、特に見たいものがあるわけでもなかったので、さくさく私のペースで見られたし、長い渋滞中も、昔話をいろいろできたし、一緒に行けて良かったなと思います。
会場は電波が通じない!
事前に他の人のブログで調べていたので準備ができていたのが良かったのですが、陶器市の駐車場からメインストリートは携帯がつながりませんでした。中心から離れた観音寺あたりでやっとつながりました。なので、はぐれてしまったら探すのが本当に大変!私は念のため派手なパンツを履いていき、母に探しやすくてよかったとほめられました。なるべく声を掛け合いながら移動していましたが、2回ほど見失って困りました。子供連れだったら確実に迷子探しで時間も体力も無駄にしていたなと思います。
なぜ犬を連れてくる???!!
あと驚いたのは、犬を連れてきている人の多いこと!赤ちゃん連れはお勧めしないけれどまだわかるんです。もう本当にすごい人で、ベビーカーは押すのも大変だし、テントとか作品展示の幅も狭いから、すごく気を遣うので、やめた方がいいと思いますが。。
でも、犬は何で?!ベビーカーに乗せられた犬や、そのまま歩いている犬。たくさんいました。それこそ赤ちゃんより多かった。
屋台がたくさん出ているし、道も狭いし陶器という割れ物の市場なのに、どうして??わざわざ連れてくる?!と本当に不思議でした。私は数年前に道端の知らない飼い犬にかまれたことがあり、正直あんまり犬が好きじゃないので、すごく嫌でした。
トイレは仮設トイレを狙え!
これだけの人だと、もちろん困るのがトイレ。共販センターにも中と外にあります。中は特に行列がすごかったので、共販センターなら、タヌキちかくの外のトイレが数も多くてお勧め。あとは、アトリエ兼喫茶のあるお店のトイレも個数が少なく、大行列してました。美術館とかも混んでたそうで、そういうちゃんとしたところでなく、観音寺とか古窯いわした広場とか、ちょっとはずれにある仮設トイレがあまりならばずにサクッと入れました。
戦利品
素敵なもの、たくさんありました。でも・・・すでにたくさん食器はあるし、買うなら入れ替えで人数分揃えたいので、陶器類は何も買いませんでした。事前に食洗器の中におけるサイズは調べていたのですが、残念。母はお茶碗を2つ購入。
唯一買ったのは、いちょうの木のまな板。17x26㎝のやや小さめのもの。半額コーナーで悩んでいたら、おじさんがこれが綺麗だと、普通のものを半額にしてくれました。

数年前までは、100円ショップで桐のまな板売っていたのですが、最近は全然なくて。今度は大事に使いたいです。
食器類は買わなかったけれど、お祭りの雰囲気や、窯などを見られて楽しかったです。こちらは、江戸時代から使っている窯だとか!!

薪の数もすごい!

気になった作家さん
買いたいなと思ったけれど、一個だけあってもなぁとか、電子レンジにかけられないと不便だよなと踏みとどまったものがたくさんありました。そのうち引っ越すし、いまじゃないなぁと。調べてみたら、カフェや自分の店がある人もいるようで、普通の週末に再訪したいと思いました。あとは秋は4日間でGWは10日間だから、秋の方がやはり込み合うのかなとも思いました。
以下自分のためのメモも兼ねて、気に入った作家さんをリストに。
・西村俊彦さん
線紋が素敵で、お茶碗かコップを買いたいなと思ったけれど、いまじゃないと。。
ご夫妻で営む、土日だけ営業しているカフェがあるそうで、いつかそこに行ってみたいなと思います。
【益子】陶芸家 西村俊彦さんご夫妻のレストラン「SONO蜩」 | リビング栃木Web
・千田義明さん
数種類の陶土を組み合わせて作る模様は寄木細工(よせぎざいく)の陶芸版?!練込みという技法だそうです。
陶工房 千(やきものの里益子で、練込みの陶器を制作しています。)
・福島晋平さん
しのぎシリーズがとても素敵で、同じような白地に削り模様のものは何個も見ましたが、福島さんのが一番素敵した。ちょっと高いけど、そのうちスープかボウルサイズをそうとっかえで購入したい。しのぎの模様がそれぞれ違ってそれも面白い。
https://www.instagram.com/shinpee1/
・浪狼窯(ろうろうがま) 今井祥愛(いまいはつえ)さん
アンティークっぽい、おしゃれな雰囲気の作品
https://www.instagram.com/rourougama/
・Y.s ceramic art
取ることかイスラムっぽい色使いと模様がとても素敵。
おまけ
このブログをインスタに載せたついでに、益子陶器市2025秋の#(ハッシュタグ)をクリックしたら、出品していた作家さん達の投稿がたくさん…!
こんな素敵なの見かけなかったー!行かなかった公園の方だったのかとか、通ったけど見流していたのものとか、、、あ、テントこの人いた!作家さんだったのか!!とかインスタでの答え合わせ?も面白かった。
もう行かなくていいかなと思いつつ、やっぱりまた行きたいかもと、、、インスタを見ていたら思いました。


