眼鏡婦人のLet it goな日々

眼鏡婦人のLet it goな日々

イライラ予防に試行錯誤する36歳・主婦のブログ

子供がいても別行動夫婦

理想の家族像に縛られていませんか?

子供には、「家族と一緒に過ごした」楽しい思い出をたくさん作ってあげたい。そう思うのは当然のことですが、無理して結局夫にイライラしたり、ケンカしたりしてませんか?

私はそうでした。でも、考え方を変えたら気が楽になりました。ケンカするくらいなら、別々に笑顔で過ごした方がいい。

別行動にして夫婦でお互いに自分の時間・家事の時間を確保したほうがお互い笑顔でいられると気付いたのです。

GWに一人で6日間の旅行予定だった夫

曜日感覚のないまま、GWに突入しました。夫は本当なら4月29日から5泊6日でフィリピンに1人でダイビングをしに行く予定でした。しかし、コロナでキャンセルに。

GWに夫が妻と子供を置いて一人で旅行?と驚かれるかもしれませんが、これが今の私たち家族にとってベストな選択であると思い行ってきていいよと言いました。

仕事でストレスをためていて、旅行が趣味の夫。海外旅行に安くいくとなると、かなり前もって準備をしなくては行けません。いつ体調を崩しかねない2歳と4歳の息子達がいる中、キャンセルしなくてもいけないリスクを私はとりたくないから、どうしても行きたいなら一人で行ってくれば?と言いました。

・・・ただし、かかった旅費と同額を私に渡すことを条件に!

これで、残された私たちもその資金を元手に楽しく過ごせるし、余ったお金で私は自分にご褒美をと考えてました。

 

もともと別行動夫婦

子供ができる前、うちはもともと、土日もほとんど別々に過ごしたり、旅行でも3泊だったら1.5日は各自自由行動で朝と夕飯だけ一緒に食べるというような別行動夫婦でした。

共通の趣味は、旅行、読書、ランニング、水泳、食と酒。ランニングは一緒に走りましたが、プールは当然ながら、一緒に行って帰ってくるだけ。読書は同じ部屋で別々に。本当に一緒にやっているのはランニングと食事くらいでした。

 

私の不満

しかし、子供が生まれてからはなるべく家族一緒がいいという私の思い込みにより、一緒に過ごす時間が増え、夫とのケンカが絶えなくなりました。

読書も、ランニングも、水泳も、子供がいたらどちらか一人ずつしかできません。私が子供を見てそれらの時間を削っている間にも、マイペースで今まで通りの夫。

 

一緒にいると、子供の世話をしない、子供ができても生活が変わらない夫にイライラするのです。子供が1人だけで、それも少し歩くまでは良かったのですが、動き始めると、そしてそれが2人になると大変です。

 

また、うちはちょっと特殊で、2人ともアメリカで産んだのですが、私の母が来てくれて、長男のときは2カ月、次男は3カ月も滞在してサポートしてくれました。そして次男4-10カ月までは子供と私が帰国して実家に居候(夫はアメリカで一人暮らし)で夫は子育ての苦労知らず。

私の母の多大なる貢献のおかげで、夫は2人育児の大変さをいまいちよく分かっておらず、子供が生まれても自分の生活が変わらないという原因になってました。

(母には本当に本当に感謝しており、今でも実家までドアツードアで40分でちょくちょく手伝いに来てくれて、介護になったら恩返しで頑張らないとなと思ってます。)

 

仕事で疲れているのはわかるけど、午前中の一番いい時間にランニングに行って、そのあと更にランニングで疲れて寝る、みんなで出かけたいのにダラダラし続ける様子も腹が立つし、何より、あんまり動画を見せたくないし、土日は朝少しゆっくりな分、のんびりしてるとお昼もすぐだか、それまでの時間凌ぎで、とりあえず近場で遊ばせたり、家の中で遊んだりと、自分の行動が制限されるのが一番のストレスでした。

 

ストレスの本当の原因にやっと気づく

そう、私は自由にしたかったのです。一番のストレスは、自分の行動が制限されることだと最近になって気がつきました。かわいい子供によって制限されるならまだしも、同じ立場であるはずの夫に制限されるのが腹が立っていたのです。

 

でも、同時に家族みんなで過ごさなくてはいけないというルールを勝手に自分で作って、逆に夫に強要していたことにも気がつきました。

 

子供も私がいると、ママがいいと言って夫を拒否するから、結局全部私がする羽目に。

でも、子供ももう2歳と4歳。目を離したら窒息して死ぬとかもないし、お腹が空いて泣くなんてこともありません。だから、夫に任せても大丈夫。子供にも慣れてもらわないと!と思います。

だからもっと、私が家族に気を使わないで自由に、機嫌よく過ごすことが大事だと思いました。

土日に子供を連れて出かける際は、ちゃんと家に帰ってみんなでご飯と考えずに、適当に子供とだけ外食してくるのもあり、コンビニでおにぎりを買って食べるのもありと気楽に考えることにしました。

そして、これからは日曜の夜は夕飯だけ用意して、一人でフラフラ出かけて、お風呂と寝かしつけを頼もうと思ってました。そう決意したのが1月。そして2月は夫が3週間の出張。そして3月からはコロナと残念ながら計画は実行に移せないままでいます。

 

在宅勤務で距離縮まる

世間ではコロナ離婚が話題になっており、夫が在宅勤務になるにあたり、うちも大丈夫かなと心配していましたが、夫が家族が起きている間に家にいる時間が増えたことで、子供との接点が増え、私も子供の世話を頼めて少し関係がよくなった気がします。

あと、部屋のドアを閉めて仕事をしていても、狭い家の中では子供のぎゃあぎゃあいう声がよく聞こえます。部屋に乱入されることもw 

子供2人はやっぱり大変だねと私の苦労も理解してくれて嬉しかったです。

 

夫が在宅する妻のメリット

・夫の子供との時間量が増えた

普段は夫8時前に家をでて、20時過ぎに帰宅。子供たち7時起床、19時半就寝。平日に家で会う時間は1時間程度。しかも朝忙しい夫は子供にかまう余裕ありません。

それが、朝9時から18時まで仕事で、朝は2時間。夜は1時間、そしてお昼を一緒に食べるので、それとおやつ休憩を含めて大体1時間。合計4時間は一緒に過ごす時間が増えました。

 

・夫のやる家事量が増えた

狭い2LDKの我が家。夫は寝てる部屋にキッチンの作業台を持ち込んで仕事してます。そのため、毎日布団を片付けて掃除機をかけてくれるのが私の機嫌がよいポイント。布団どかして掃除機をかけるの、私が一人でやると、子供が邪魔してきて大変です。私はこの部屋の掃除機がけが嫌いで、3-7日に1度程度しか掛けません。。でも毎日やってもらうととても気持ちがいいです。

 

・子供を置いてちょっと外出ができるようになった

部屋に篭もってはいても、一応家に入るので、子供にテレビを見せている間にササっと最寄りのスーパーまで買いに行くこともできたり、たとえ直接世話はできなくても、自分以外の大人が家にいるというのは精神安定的にもよいです。

 

 

もちろん、在宅勤務になったことで大変なことや不満なことも少しはあります。これは仕方のないことなのですが、在宅勤務のくせにちゃんと定時(最近はそれ以上)まで仕事をして夕飯を一緒に食べられないこと。私と子供は17時半には夕飯。夫は最低でも18時まで仕事。そして最近は、仕事量も増えて残業してます。普段寝ている部屋で仕事しており、寝る時間が差し迫ると早くどいてくれと思います。

でも、ご飯を作る量が増えたけれど、小さい子供が2人もいる我が家にとって夫が在宅勤務してくれるのはメリットだらけでした。

 

もともとは気の合う良いパートナー

性格もいいし、趣味も感覚も合うし、夫とは子育てのイライラがなければ仲良くいられると思います。まぁ子育てって、いまの私の生活の中で80%を占める最重大事項なんですが。。

でも、私の度重なる爆発や今回の在宅勤務により、夫の理解が進んだこと。そして何より子供達の成長により扱いやすくなってきたことで、私たちの関係も少しずつ良くなってきたかなと思います。次男のイヤイヤが落ち着き、私の精神的な苦労も減り、前向きに捉えられるようになりました。夫の理解と子どものできることはこれからも増えていくはずで、そうなればもう上り坂。と思いたい。

確かに小さい子供と一緒に遊ぶって難しいんですよね。小学校くらいになったら、ある程度大人も楽しめるゲームや遊びを一緒に出来るとは思うのですが、小さいうちはどうやって遊んであげたらいいか難しい。

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2018年冬の旅行。子供優先の旅行でしたが、いつか山口・広島に大人旅したい…!

そんな訳で、夫には「今は子供のことでいっぱいケンカをするかもしれないけれど、もともと私たちは仲良くできるし、いい遊び相手なんだから、子育てをしっかり乗り越えて、子育てが終わったらまた2人で一緒に旅行に行ったりしようね」と先日言いました。

あと最近は、子どもの前で仲良し夫婦に見せるため、あからさまに、夫にハグしたり、褒めたり、好き!と言うようにしてます。

 

子育てが肉体的に一番つらいのは最初の4年

「子育てで一番大変なのはいつか」という議論は難しいですが、一番手がかかり、子供に対して時間と体力を費やさなければならないのは、生まれてから小学生になるくらいまでだと思います。そのあとは、進路や友人関係とか、そういう頭を悩ませる難しい問題が出てくるかと思いますが、肉体的に一番大変なのは、間違いなく4歳まで。年齢的にも落ち着いてくるし、専業主婦でも幼稚園が始まり、幼稚園で揉まれると子供はぐーんと成長します。

保育園に入っている子供達は、公園で会った知らない子でも、友達の子供でもすごくしっかりしています。集団生活って重要だなと思います。

 

親も子育ては初めてで、子供も言うこと聞かない、訳わからないで、夫婦がケンカしないでやっていくなんて絶対無理だと思います。ケンカしないなら、すんばらしい旦那さんか、子育てに夫婦以外の人間が大きくかかわってくれているか、どちらかがあきらめてるのどれかしか考えられません。

 

人間、覚悟(予測)ができていると、悪い方向に行ってもダメージが少なくて済みます。子供が小さいうちは夫婦がぶつかって当たり前、という気持ちでいれば、少しは自分の中でこの不満も消化しやすいかなと思います。

 

とにかく、私たちの場合はもともとが別行動夫婦だったので、子供が生まれたからと言って一般的な理想の家族像をマネしようとしたのが無理でした。お互いがイライラせずに、そして子どもの前で喧嘩せず気持ちよく過ごせるスタイルを優先することが大事だなと私は思っています。

 

その時に最善の方法をとれば納得できる

ちょっと前に参加したワークショップと最近読んだ『3月のライオン』という将棋の漫画で、諦めずにその時その時に最善の手を打っていくことの大切さを学びました。

その時自分がベストだと思う方法を取れれば、後で思い返したときに、後悔は少ないです。その為には、考えて考えてよく考える。

そして、常識に捉われないこと。

誰かと比較したりしない。人生は結局自己満足だなとつくづく思います。

 

by カエレバ

 

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