6月頃にネット上に多数現れる梅仕事とは?
毎年この時期になると、ネット上で溢れかえる「梅仕事」写真。
私も一昨年までは、面倒くさい。「丁寧に生活している風の人がやること」なんて思ってました。
でも一昨年、義父から青梅(やや熟して黄色もたくさん)が送られてきて、梅仕事に初挑戦しました。そして実際にやってみたら、あら簡単!そして美味しい!!
というわけで翌年もやりたいと思っていたのですが、昨年は梅が不作で送ってもらえず、今年は義父が体調不良の様子で催促もできないのでスーパーで梅と氷砂糖を買って作ってみました。
具体的な梅仕事について
氷砂糖の裏側に、こんな感じで大抵作り方が載ってます。梅酒よりもシロップの方が手間がなく簡単です。ここでは梅シロップでご紹介。
1.梅と氷砂糖、大きなジップロック(または瓶)を用意。
梅は1kgあたり700-1000円程度。氷砂糖は1㎏約400円。梅の重さと同じ分の氷砂糖を入れるのが基本です。
瓶は梅と氷砂糖が入る分を用意。瓶でなくてもジップロックでOK。シロップや梅酒ができた時に入れ替えれば小さいもので済みます。
念のためジップロックの角をガムテープで補強した方がよいです。角を折って、ガムテープで囲う感じで。
2.梅のヘタを取ってよく洗い、乾かす
これが厄介そうに見えますが、竹串でヘタを取るのは簡単。水洗いしたら、タオルで拭いて乾かしておきます。
※2021年6月14日追記
今回初めて出来上がった梅が苦い。という事態発生。1キロ500円の安い梅だったから?原因はアク抜き不足?(シロップはちゃんとできました。)
やや黄色い梅でしたが、使用後の梅を楽しむためには、どんな梅でも1時間くらい保険としてアク抜きをした方が良さそうです。
3.氷砂糖と梅を交互に入れてよく混ざるようにする。
ジップロックだと後でよく混ぜられるので、水分が出てきてからまた調整すればよいです。
4.安全な保管場所を確保し、1ヶ月ほど待つ。
うちでは2歳と4歳が触って袋に穴を開けないか心配なので、大きめのタッパーに入れて、クローゼットの高いところに入れておきます。これで梅2kg分。
5. 氷砂糖が完全に溶けたら梅とシロップに分ける
上にアップしたパッケージの裏側には一度火を通すと書いてありますが、記事を書く前にちょっと覗いてみた、白ごはん.comには特に書いてありませんでした。すぐに飲み終わっちゃう、冷蔵庫に入れておく場合はしなくてもいいと思います。
私は前回作ったときは、シロップを加熱しました。そしてその後、梅を鍋に戻して、ジップロック経由で水を足して煮出し、そのまま飲める梅ジュースやゼリーをつくりました。鍋や袋についたエキスも無駄にしない作戦です。
ジップロックで作って、この段階で瓶に詰め替えた方が、小さな瓶で済むので私は好きです。
アレンジいろいろ
一昨年は氷砂糖と黒糖の2種類を作ってみましたが、黒糖の方はなんか発酵が進みやすかったです。味わいも美味しいけどちょっと癖があり。梅酒でそのまま飲むならいいかと思いますけどね。というわけで、今年は全て氷砂糖にしました。でも、もっと安い普通の砂糖でもよかったかも。
梅も砂糖が染みてかなり甘いです。そのまま食べても美味しいですし、上に書いたように、煮詰めてゼラチンを入れて梅ゼリーにしてもいいですね。あとは、種を取って梅ジャムにするのもあり。
ちなみに、青梅の方が香りはいいのですが、梅の実を再利用することを重視するなら、黄色く完熟した梅の方が柔らかく、使いやすいです。
後日写真を載せたいと思いますが、青梅はシワシワになっちゃうんです。
今回は思い立ったが吉日と、スーパーで売っていた青梅にしましたが、来年はやや黄色いもの、または見切り品の安いものが出回ったときにまた作ってもいいかなと思ってます。今年は作らないつもりでしたが、梅酒の梅だけを買ってみたら美味しくて、きっと今年はあまり出かけられず夏も暇だろうし、ちょっと美味しい楽しみが欲しいと作っちゃいました。
作り方自体はものすごく簡単です。さらにイメージを膨らませたい方は、梅シロップで検索すると結構出てきますので調べてみてください。
パルシステムでは毎年「梅仕事」を大々的に取り上げています。注文も早い!
冬はジンジャーシロップ、夏は梅シロップ。たまりません♡
炭酸で割っても、水割でも、かき氷のシロップにしても最高です。
2020/6/29 追記:完成後の記事はこちら。2㎏漬けて、約3リットルのシロップができました。
3年目の大失敗の話
ジンジャーシロップも美味しいです。