今年も梅仕事やりましたが・・・・
毎年この時期になると、ジップロックで梅シロップの検索流入でアクセス数がグーンと増えます。
そうなると、なんだか今年も作らなくては…という気持ちになり、昨年、そして今年も梅シロップづくりを続けています。
今年は、アメリカ時代に購入していた大量在庫大きなジップロックがなくなってしまったし、アメリカ製の物だったので?角から駅が漏れてきたり不満があったので、大きなタッパーで梅シロップづくりをすることにしました。
スイカの記事でも書いた、いつも大活躍の使っている大型タッパーです。
簡単だけど緊張感を持ってやらなくてはいけなかった。。
3年目の心のゆるみで、今回は何にも見ないでさっさっさーと取り組みました。
梅を一晩水につけてあく抜き→ヘタを取って乾燥→タッパーを消毒して砂糖と混ぜておいておく。
手順としてはばっちりですが、詰めが甘かったため、3日ぶりに様子を見たらカビが生えていてギョッとしました。。
白カビだけなら、まだ復活の余地があったそうですが青カビも生えており完全にアウト。
1,000円の梅と300円分の砂糖が…と悲しい気持ちになりながら袋に入れてゴミ箱へ。
失敗の原因
1.あく抜きが長すぎた
一晩のあく抜きは長かったようです。実は梅が茶色くなっていました。2-4時間で十分のよう。昨年アク抜きしなくてシロップは美味しかったけれど実が渋くて困ったので今年はしっかりあく抜きしようと思ったのが裏目に出ました。アク抜きしなくてもシロップは美味しく出来るので、もう次回からはアク抜きやめます!!
アク抜きして変色してしまうような梅は梅仕事には向かないのでそのままジャムにするとよいそうです。詳しくはこちら→梅のアク抜き|梅仕事まめ知識
2.乾燥時間が少なかった
丸1日水につけたにもかかわらず、一個一個拭かずに1時間くらい置いておいただけでもういいかと次の工程に移ってしまったのもカビが生えやすくなった原因だと思います。
3.砂糖の量が少なかった=梅に砂糖が行き渡らなかった
梅1kgに対して砂糖1㎏がセオリーなのですが、家にあった空いていない砂糖が750gだったのでそのまま使用。多分量的には問題ないのですが、今回はタッパーで作ったためによく混ぜることができず、容器の底に砂糖が沈殿してしまい、上部が空気に触れた状態となり、図の白い部分にカビが生えたのでしょう。
「ジップロックで梅仕事」の良い点は、梅と砂糖を混ぜやすいという点にあります。だから失敗が少ないのでしょう。ジップロックで作っていたら750gの砂糖でも大丈夫でしたが、今回はゆするだけでなくちゃんと混ぜなくてはいけない容器を使ったため、毎日こまめに梅と砂糖を消毒したスプーンで混ぜるという作業が必要で、それをサボり、尚且つレンジフードの上という高温多湿の場所に置いた私の怠慢が今回の悲しい結果につながりました。
いや、本当に中だるみです。容器は消毒したけど蓋はアルコール消毒してなかったなと思いだしました。
梅仕事、簡単だけど、緊張感を持ってやらなくてはいけない!!
それでも手を抜いてタッパーでやるには?
砂糖が半分以上溶けて、梅からたくさん水が出てきたら、タッパーでも上手くいきます。実際、ジップロックから液漏れしてきてそろそろやばいなと思った去年は、袋から出してジップロックで完成させました。
ちゃんと毎日スプーンでかき混ぜられる人は、そのままタッパーでも大丈夫です。瓶のようにしっかり密閉できるものだと、上下にひっくり返すだけでいいので、簡単です。だからみんな瓶を使うんだなと、今更ながら気がつきました。
瓶を買うのをケチってひっくり返せない安いタッパーでやるからには、手間がかかります。ある意味その手間とコストを抑える最良の方法がジップロックだと思います。
同じように考えると、ジップロックでなくても、とりあえず袋に入れて、空気を入れないように洗濯ばさみ等で留めて、途中からタッパーに移す方法もアリかと思います。私もカビが生えて失敗したままでは終われないので、もう一度チャレンジ!次回は、ジップロックでなく、さらなる低コストを目指して洗濯ばさみ作戦で行きます。作業自体は簡単なのですが、完全に油断してました。初めての頃に緊張感を持ってもう一度取り組みたいと思います。皆様もよい梅仕事を!
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